カメラシステム Philosophy Video
プロモーションビデオ(CCUはAK-UCU600です)
大判イメージセンサーを搭載
11.14メガピクセル大判4Kイメージセンサーにより、UHDの高解像感に加え、高感度、低ノイズ、広いダイナミックレンジを実現しました。

B4マウントを採用
外付けアダプターなしで2/3型レンズを使用できます。大判イメージセンサー専用に設計した内蔵レンズで高画質を確保。この新撮像方式により入射光を最大限に活用します。

解像度2000本を実現
4Kを超えるサンプリングにすることで、水平垂直ともに解像度2000本を実現。
さまざまな表情や被写体のディテールを高精細に再現します。

HDモードで3段階のハイスピード出力※1に対応
1080p、1080i、720p※2での倍速撮影に対応。スポーツをはじめ、躍動的な映像コンテンツ制作に豊かな表現力を与えるハイスピード撮影が可能です。倍速は、2倍、3倍、4倍の出力を選択することができるため、様々なスローモーションサーバーに対応します。
※1:HD ハイスピードモード時。AK-UCU700シリーズ接続時のハイスピード撮影は将来対応予定。
※2:720pでのハイスピード撮影はAK-UCU600シリーズ接続時のみ対応。

カメラコントロールユニット(CCU)により、UHD/HD映像信号を光ファイバーで、非圧縮長距離伝送が可能。リモートオペレーションパネル(ROP)AK-HRP1010は、優れた視認性のカラー液晶ディスプレイと即応性を考慮した機能を搭載。高品位映像と高い操作性を実現しています。カメラとCCUの間は、CCUから電源供給した場合、約2 kmの長距離伝送ができます。また、カメラに外部電源を供給し、汎用の光伝送装置を使用して、最長10 kmまでの延長が可能※。CCUとROP間の制御は、専用シリアル線の他、LANケーブルを介したIP接続にも対応します。
※ファイバーを複数か所で接続して、伝送距離を延長する場合、信号の減衰により距離が短くなります。また、状況によりリピーターを使用することをお勧めします。
AK-UC4000/UC4000Sは新開発の11.14メガピクセル大判4Kイメージセンサーを搭載。2つの撮影モードを選択でき、ハイセンスモードではF10の高感度を実現しながら、SN比62 dB※以上を確保。ノイズの少ない高品位な映像が得られます。
※HD出力時。
一般的なカメラの読み出し速度(1/60秒)に対し、ノーマルモード(約1/2)とロースキューモード(約1/3)を搭載。MOSセンサーの信号を高速で読み出すことにより、MOSセンサー特有のスキュー歪みを低減します。



CAC(Chromatic Aberration Compensation)機能は、レンズ自体で補正しきれないわずかな色収差などが主な原因で発生するレジストレーションエラーをカメラ側で自動的に補正し周辺画像の色にじみを最小限に抑えます。CAC対応レンズとの組み合わせにより機能します。※
※色収差補正機能(CAC)ファイル対応ソフトウェアについては「ソフトウェアダウンロード」をご覧ください。


ハイライト部の白とび、シャドウ部の黒つぶれによって再現が難しかった映像の、明暗差・色調・陰影まで描写する階調性が得られ、よりリアリティ豊かな表現が可能。広いダイナミックレンジを最適調整できる可変HDRを実現しています。また、HDR/SDRが混在した制作環境でのサイマルシステム構築にも対応しています。SDR信号はHDRからのオフセットゲイン機能で白とびを抑制でき、HDR同様にハイライト部のニー調整も可能です。



ITU-R BT.2020対応
自然界のほぼ全ての色を再現できるBT.2020をカラースペースとして対応。広色域の実現でより多彩な色表現が可能になります。

ゲインを変更した際に映像の変化をなめらかに移行することができます。また、0.1 dBステップのマスターゲイン可変機能により、撮影シーンに合わせたきめ細かな調整が可能です。
EBUおよびNTSCのプリセットカラーマトリクスに加えて12軸色補正、リニアマトリクスで彩度・色相を個別に微調整が可能です。さらに、独立した肌色調整機能(SKIN CORRECTION)により、繊細な色表現を可能にしています。
スキントーンディテール補正
肌のシワやくすみを抑え、自然な質感で美しく撮影できます。補正可能な色相は360°で肌色以外の色も、それぞれ個別に3系統の補正が可能です。任意の色を選択し、ダイレクトに調整できる機能も搭載しています。

さまざまな撮影環境に対応できるフィルターを内蔵しています。
【NDフィルター】CAP、Through、1/4、1/16、1/64
【CCフィルター】Cross、3200 K、4300 K、6300 K、Diffusion
合焦レベルを示すフォーカス・バー、合焦部分を色で示すフォーカス・イン・レッド、中央部を拡大表示するMAG、画面全体の合焦状態を表示するスクエア等のアシスト機能で、正確かつ素早いピント合わせをサポートします。オートフォーカス対応レンズ、フォーカスアシスト対応レンズにも対応しています ※。また、デジタルレンズの使用時にはリモートオペレーションパネル(ROP)からもレンズのフォーカスやズームを微調整できます。
※対応レンズは各メーカーにお問い合わせください。




※画像はイメージです。
カメラヘッドからの出力(HD-SDI 1/HD-SDI 2)は1080p、1080i、720pの選択が可能です。
映像、データをカメラ-CCU間で光ケーブルのみで伝送ができるため、運用状況に合わせたシステムアップが可能です。
- HD-SDI(CCU→カメラ)2系統、VBS(CCU→カメラ)2系統※:
プロンプター、Fixed Returnやカメラ側でのモニタリング(スタジオフロアモニタ)等に利用できます。 - HD-SDI(カメラ→CCU)1系統(FS内蔵):
スタジオやフィールド等での手持ちカメラやリモートカメラの映像をCCU(システム)側に出力します。カメラ側の映像入力にFSが内蔵されているため、非同期映像信号でも利用できます。 - LAN(1000BaseT)1系統:
外部機器のIP制御や、リモートカメラの制御・ストリーミング映像の伝送が可能です。 - DATA(RS422A or RS232C)2系統※:
バーチャルシステムで、レンズ、ペデスタル等の位置データ転送に利用できます。

・色温度表示・調整機能(2000 K~15000 Kバリアブル)を搭載。
・シングルファイバーを使用して最長10 kmの伝送が可能※。
・SDメモリーカードに映像調整などカメラ本体の設定を保存可能。ファームウェアバージョンアップにも対応。
・フレアやシェーディング値を保存するレンズファイル機能を搭載。
・IPストリーミングとIP制御をサポート。
・DC12 V 2.5 Aと1.0 A出力を標準搭載。大型レンズやプロンプター、サブモニター用の電源として利用できます。
・機能選択が可能なユーザーボタンをカメラヘッドに4つ、ビューファインダーに4つ配置。カメラマンの迅速な撮影をサポートします。
※ファイバーを複数か所で接続して、伝送距離を延長する場合、信号の減衰により距離が短くなります。また、状況によりリピーターを使用することをお勧めします。
インカムを接続可能
独立2系統のインカムラインで、インカム1またはインカム2の切り換えスイッチにインカム1、2のミックスモードを追加、運用に合わせた選択が可能です。インカムのフロント/リア切り換えスイッチ、フロントボリュームにより、カメラを肩乗せで使用する際もインカム音声レベル調整ができます。


